ママにしてほしいことはなあに? おなかの赤ちゃんに会って話す『胎話法』

平岩まさみ

2015年02月04日 14:51

もうすぐ産まれてくる赤ちゃん
産休に入るまでは仕事が忙しくて、昼も夜もゆっくりできなかった。

すでに35週。
あと5週間、おなかの中にいる赤ちゃんがどうしてほしいのか?
赤ちゃんの気持ちを聞きたい。
そして、残り少ない妊娠生活を赤ちゃんと一緒に楽しみたい。

では、おなかの中にいる赤ちゃんのお部屋をたずね、赤ちゃんに会いに行きましょう♪

赤ちゃんのお部屋のドアは木のドア
上の方が丸くなっていて、ノブもまあるい。

そっと、そう、赤ちゃんを驚かさないように、そっとドアを開けると…
まばゆい光がたちこめていて、赤ちゃんが見えないくらい。

徐々に光も落ち着いて、そのまばゆさにママが慣れていくと
その視界には大きな赤ちゃんが

「す、すごく大きいんですけど」
「私の方がすごく小さくて…」

そうか、ママが小さくなって入っていったからね。
そこで、お部屋に入ったママはもう元に戻って大丈夫だよ~と。

赤ちゃんはゆりかごみたいなベッドでスヤスヤ眠っていました。
眠っている赤ちゃんに、まずママが言いたかった言葉
伝えたかった気持ち

「私の所へ来てくれてありがとう」
あかちゃんは嬉しそうににっこりします。

赤ちゃんの気持ちを聞くと
「まあね~」と。

「大きく育ってくれて、ここまで育ってくれてる。」
「忙しくバタバタして過ごしていたのに、がんばってくれたね。」

赤ちゃんはニッコリして
「そーだね」「別に大丈夫だよ」「大変だね~、いろいろ」と。

ママはこれを聞いて
「大変だね~って…私が心配していることが赤ちゃんに伝わってるんだ」
そして、
「残り少ない妊娠生活、あなたがしてほしいことは何?」

すると赤ちゃんが
「寝たい~」「のんびり寝たい」
「ゆったりとした音楽聞いて~」「ときどきお話して~」と。

この言葉にママは…
「そうか…でも動かなきゃならないから…
若くないから下げておかないと先生に言われてる。
長引いて、あなたが引っ張られたり、薬を投与されたり
あなたにもママにも人的な処置をされたくないから
柔軟運動したり、体力づくりに動かなきゃ
処置はあなたにも負担かけちゃうし…」

すると赤ちゃんは
「そんな難しいことなのかなぁ~~~」
「簡単じゃないけど、そんなにしなくてもいいんじゃない???」

ママと赤ちゃんの話し合いが始まりました。

「そ~かな~~、ママ考え過ぎなのかなぁ~~???」
「でもね、ママ、考えちゃうのは仕方ないことなのよね」
「だって、仕事でたくさん見てきているからね~」

「じゃあ、お昼寝はするよ。で、寝たいときにも寝るから。
でも、休んだら体操したり動いたりしてもいい???」

赤ちゃんは
「う~~ん…いいけどー… ママ、ほどほどにね」

「ありがと。」 とママ。


そして名前にリクエストがあるか??ママが聞いたら

「難しい名前はイヤだ」
「漢字も、読み方もね。呼びにくい名前はイヤ」


もうひとつ、ママからの質問
「さっきからずっと目を閉じてるけど、目が見えないの?」
「それとも、身体にどこか病気があるの?」

すると
「だってまぶしいから」と赤ちゃん。
「ママ、心配しすぎ」


これから毎日、お話しようねとお約束しました。
そして、ママが動きすぎの時は、赤ちゃんからストップって知らせてもらう事にしましたよ。


赤ちゃんの記憶は、おなかの中からすでに始まっています。
感情ももちろん。

そして、ママの感情もすべて赤ちゃんは知っています。
私たち大人より、赤ちゃんの方がすごいですよね。

ママは毎日、音楽を聞いてお話していらっしゃることでしょう。
出産前からの親子の絆を深めることは、とても大切なこと。

「愛されて、必要とされているんだ」
赤ちゃんの自尊心、自己肯定感に深く影響します。


未来を担うあかちゃん
愛に満たされ生まれてくることで、世界中の愛の波動が高まるでしょう。

赤ちゃんは、ママにもパパにも大きな大きな『愛』をおみやげに、
手渡す日々を楽しみにおなかの中で微笑んでます。






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