2013年12月09日
あの時の自分に必要だったのは…
いつも頑張っているとわかっているのに
寂しいのを我慢してるんだろうなとわかっているのに
感情的になって言っちゃ行けない言葉を子供に言ってしまう。
それに対する子供の反応を見て、止まらなくなってしまう…
こんな事言われたら、自分は悲しいとわかっているのにコントロール出来ない。
幼い頃には、おばあちゃんにも言ってしまっていた…
でも、どうしたらいいのかわからない
自分をコントロールできなくなってしまうこと
「これから関わる人にも、もしかしたら、こうなってしまうかもしれない」
生まれてから今までの人生の中の「何か」が
心の奥深くで「助けて」と叫んだとき
自分ではコントロールできない、このような状況をつくり出すことがあります。
この「何か」は、潜在意識という
私たちが自分で認識できない部分にあるので、どうしてこうなってしまうのか?
どうしたらいいのか? わからないのです。
幼い頃の経験の中で
じっと我慢して、自分の気持ちを伝えなかった、そんな「幼い私」がいたのです。
この人に、この人だけには、本当の私をわかってもらいたいのに…
「言ってはいけない」「聞いてはいけない」
大人たちの行動や言動を、じっと見て、そう思った、「幼い私」
まだ、3~4歳の幼い私なのに
傷ついている大人たちを見て、自分を後回しにしていました。
あの時、確かめたかったことは何だったのか?
本当は、何を言いたかったのか??
そして、あの時、何が必要だったのか?
「どうして??」という、小さな質問すら我慢していました。
お父さんへの、幼心の思いやりによって…
その質問を聞いたお父さんを見て
「聞いちゃいけなかった、お父さんがかわいそうだから」
自分の方が、本当ならば、もっともっと辛い思いをしているのに…
その姿を見たら、もう、何も言えなくなっていました。
不安で不安で、寂しくて、悲しいのに…
「本当はこうしてほしい」ということを、封印してしまいました。
そして、それは大人になるまで、ずっとそうしてきていたのでした。
小さな小さな 「幼い私」
あの時、本当はどうしたかったのか?何を言いたかったのか?
言ってはいけないと、封印したことは何だったのか??
それは
『ギュッとしてほしい』
『守ってあげるよと言ってほしい』
本当は、こうなってほしかったという思いは叶わない現実
しかし、それは受けとめなければいけない現実
「幼い私」は『安心感』がほしかったのです。
… もしかしたら、子供もこうしてほしいのかもしれなかった。。。
今までずっと封印してきた気持ちを解放して、そんな言葉をいただきました。
お帰りになってから、きっとギュッと抱きしめてくれていることと思います。
わかっているのに、そうしたくないのに
コントロールできない…もしもそうお感じの時があるなら
心の奥深くに封印してしまった、「幼い私」に耳を傾け、封印を解いてあげましょう。
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Posted by 平岩まさみ at 09:24
│年齢退行療法