2014年12月01日
悪魔の心の奥深くには、美しいピュアな心の天使ちゃんが、あなたに気づいてもらうのを待ってます。
昨日は伯母の四十九日の法要でした。
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あれ?早すぎない??と思われたかもしれませんが…
まぁ、実際に日数的には早いのですが。
葬儀の時にニコニコはしゃいでいた伯母
なんだか、穏やかに落ちついた表情で「これから人生の振り返りをするの」と言ってました。
きっと、祖母や祖父にたくさん甘えて、満たされたんだろうなぁ。って思いました。
さて、悪魔の心…
これは、葬儀の時だったか?通夜の時だったか??
ご住職のお話に出てきた言葉です。
「お焼香をするのは、その煙に浄化されて仏様の前で、自分自身も仏のような美しい心になって、
お亡くなりになった方や、私たちを見守ってくださっている仏様と心を通じさせるため」
…というような話の中で
「なぜそうするかというと、人間というのは、ときおり悪魔のような心が顔を出してしまう。
このような仕事をしている私も、同じくそういう悪魔は心の中に住んでいます。
だから、こういうときだけは、その心を仏様のような全てを許し包み込み守る心になって、
その仏様の前に立たせていただき、お亡くなりになって仏様になっていく方と心を通じさせましょう
そのための、煙なんですね」
たぶん、確か、そんな話だったと思うのですが…
この『悪魔のような心』というところに、私は大きくうなずいていました。
どんなふうにかと言いますと…
そうそう、わかるわかる。でもね、誰もが好んで悪魔の心を持って生まれてきたんじゃないのよね。
というか、生まれたときは悪魔の心なんてもってないから。
生まれてくるときは、とてもピュアな魂として、
お母さんのために、お父さんのために、多くの人たちのために
みんなが幸せになるように、自分が役立つためにと
また、今回の人生では、こんな事を学んで魂として成長したい
こんな事にチャレンジしてみたい。やってみたい。
そんな自分の使命や目的を抱いて、キラキラと期待と楽しみいっぱいに生まれてくるんだから。
でもね、そうやって生まれてきても、自分が思ったようには進まない、。
それはダメとか、否定されたりね。
そんな時、悪魔の心と表現されたような、そんな自分も、自分になっちゃうんだよね。
でも、そうなったことに、その時に気づかない。
その心が顔を出すのは、ずっとずっと先なのです。
そんな悪魔ちゃんは、潜在意識の中に普段は静かに眠っています。
でも、ふと何かに反応して…
ザワザワと騒ぎ出して、時に爆発してしまうこともあるのです。
そう、悪魔の心の出現に、自分自身が気づくのです。
成長して、悪魔の心を抱えるきっかけとなった出来事をすっかり忘れた頃だから
どうしてこんな悪魔みたいな自分がいるんだろうって悩んだり、
そうなりたくないのに、なっちゃう…そんな自分を自己否定してみたり…
時には、悪魔みたいな自分になっていることすら気づかないこともあるでしょう。
自己認識できている悪魔ちゃんも、まだ自己認識できてない悪魔ちゃんも
潜在意識にたくさんあるんだよね。
お焼香で清めるのは、その時だけじゃん!と思われるかもしれませんが…
でも、せめて、そのひとときでも、意識的にその心を美しくしようと認識するのって大切だなぁ~
お焼香の意味とか悪魔ちゃんの話を聞くことで、もしかしたら、この瞬間に、
自分の悪魔ちゃんに気づく人もいるだろうなぁ~
この悪魔ちゃんを意図せず抱えることが、魂の成長に繋がるんだよね~
悪魔ちゃんと向き合い、悪魔ちゃんを癒し、悪魔ちゃんを天使ちゃんにしていくことで
本来のピュアで美しく輝く自分に戻っていく、そうすることで魂としての成長を遂げていく
どれだけ悪魔ちゃんを天使ちゃんにしていきますか?
悪魔ちゃんを抱えることは、この世界に生まれて魂の成長をするために
自分で決めた、人生の課題だったりするんだよね。
な~んて思いながら聞いていたのでした。
悪魔ちゃんを天使ちゃんに出来るのは…
ほかの誰でもなく、自分だけです。
あなたの悪魔ちゃんを天使ちゃんに出来るのは、あなただけです。

Posted by 平岩まさみ at 11:33
│潜在意識と顕在意識