2015年01月28日

あなたのためは誰のため?

「どうして言うこと聞かないの?」
「あなたのためを思って言ってるの!」

こんな言葉を使ったことありませんか?
私もあります。


さて、この「あなたのため」って?
ほんとうに「話している相手のため」でしょうか?

イイ子に育ってほしいから。
子供が大切だから。
子供だけでなく、パートナーに対してもありますね。

良かれと思って言ってしまうのですが…

実はこの言葉の奥深くに
「わたしのため」が潜んでいることがあります。

例えば、
「あなたが、私の思い通りにしてくれたら、自分が安心だ」 とか。
「いったことを受け入れてくれれば、自分が満足する」とか。

じつは、
「安心や満足」を、相手も同じように感じるとは限らないのです。

「あなたのため」 という言葉で、相手をコントロールしようとしていませんか?

もちろん、答えは「NO!」でしょう。
ご自分で把握できている思考の中では、そう答えるでしょう。

でも、自分では気づいていない深層の自己
無意識の自己である潜在意識の答えは「YES」かもしれません。


言うことを聞かないと、相手はどうなりますか? 本当にそうなりますか?

では
言うことを聞かないと、あなたはどうなりますか?
それはどうしてですか?
そうか…そうなんですね、ではそれはどうしてですか?
そうか~、そうなんだね、では、それはどうして???

こうして掘り下げていくと、意外な自分が存在しているかもしれません。

「こんなにあなたのことを思っているのに…」

私に気づいて…という、自分自身からのサインだったりしますよ。

イライラしたり、カッカとする前に、ちょっと一呼吸して自分に聞いて見てください。
それはどうして?と。


庭の梅が開き始めました。
いよいよ春ですね。

あなたのためは誰のため?


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