2015年02月15日
心臓疾患へのヒプノセラピー 1
今日は、心臓疾患を抱えたクライエントさんがお越しくださいました。

幼い頃から、ずっと身体も丈夫で
まわりのみんなが風邪をひいてももらう事もなく
インフルエンザさえ、もらわなかった。
でも5年ほど前に、心臓に病を抱えてしまったのです。
どうして?私がこの病気になったんだろう?
発作が起きたりもする。
でもこうして、病を抱えながらも生かしてもらえている
治ることはない、一生のつきあいになるけれど。
その意味は何だろう?
私たちの病気のほとんどは
原因の奥にある、根本原因は「心」が発端だと
最近では医療的にも言われ始めています。
自分の思考に対して、自分の感情に対して
身体はとても敏感に反応します。
緊張すると、お腹が痛くなったり、動悸が激しくなったり、脈も速くなったり。
不安を感じると、呼吸が浅くなったり、手足が冷たくなる人もいるでしょう。
そして、その状況を思い出すだけでも、想像するだけでも
実際のように、身体は反応を起こしていますよね。
どんな時に、どんな状態になった。
その状況を、身体の細胞も記憶し、
身体そのものが、実は病気の根本原因を知っているという前提のもと
また、さまざまな状況に無意識に反応している
ご自身の心が、根本原因を知っているという前提のもと
どうしてその病を、自ら迎え入れることになったのか?
ご自身の心の奥深くと、不調を抱えている身体そのものに聞いて
その原因を探ったり
癒すべきトラウマを癒したり
気づかなかった思考の癖に気づき、修正したり
さまざまな視点から進めていきます。
今日は、病気の症状や現状、今までの経緯などをお聞きし
緊張や不安を手放し、リラックスすることの大切さをお伝えし
また「病は敵ではないこと」
「病は、私たちに何かを気づかせるために存在すること」をお伝えし
『この病気が完治したら、どんな生活を実現したいか?』 のイメージワークをしました。
もう治ることのない病気だ。と言われると、
私たちはいとも簡単に、それを自分への誓いとしてしまうのです。
「もう治らない」と。
果たして本当に治らないのでしょうか?
今までに前例がないと、それ以外は起こりえないのでしょうか?
いえ、そんなことはないですよね。
前例がないから起こりえなかったら、こんなに進化してこないでしょう。
そんなことあり得ない。と思った事が、次々と現実となっていますよね。
ですから、まず
「もう治らないんだ」 という暗示をとき
「私は治る未来を選択できる」 という完治後の未来設定からスタートしました。
まず、未来と希望で、自身の中の命の火を輝かせることが大切だからです。
健康を取り戻した未来
行動的に、幸せに過ごしている未来
この病がなかったら、どんなことをしたいのか?
いかに望みどおりの人生を生きていくのか?を、ありありとイメージしていきます。
これから、病を手放していくためには
こころの中に、輝く光を灯し続けることが大切だからです。
『この望みどおりの未来』を 自分は選択できるのです。

Posted by 平岩まさみ at 22:15
│ソマティックヒーリング