あなたのためは誰のため?
「どうして言うこと聞かないの?」
「あなたのためを思って言ってるの!」
こんな言葉を使ったことありませんか?
私もあります。
さて、この「あなたのため」って?
ほんとうに「話している相手のため」でしょうか?
イイ子に育ってほしいから。
子供が大切だから。
子供だけでなく、パートナーに対してもありますね。
良かれと思って言ってしまうのですが…
実はこの言葉の奥深くに
「わたしのため」が潜んでいることがあります。
例えば、
「あなたが、私の思い通りにしてくれたら、自分が安心だ」 とか。
「いったことを受け入れてくれれば、自分が満足する」とか。
じつは、
「安心や満足」を、相手も同じように感じるとは限らないのです。
「あなたのため」 という言葉で、相手をコントロールしようとしていませんか?
もちろん、答えは「NO!」でしょう。
ご自分で把握できている思考の中では、そう答えるでしょう。
でも、自分では気づいていない深層の自己
無意識の自己である潜在意識の答えは「YES」かもしれません。
言うことを聞かないと、相手はどうなりますか? 本当にそうなりますか?
では
言うことを聞かないと、あなたはどうなりますか?
それはどうしてですか?
そうか…そうなんですね、ではそれはどうしてですか?
そうか~、そうなんだね、では、それはどうして???
こうして掘り下げていくと、意外な自分が存在しているかもしれません。
「こんなにあなたのことを思っているのに…」
私に気づいて…という、自分自身からのサインだったりしますよ。
イライラしたり、カッカとする前に、ちょっと一呼吸して自分に聞いて見てください。
それはどうして?と。
庭の梅が開き始めました。
いよいよ春ですね。
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