忘れられない朝
こんにちは
雨降って潤って
庭の植物たちも嬉しそう。
私にとってあまりの衝撃で
今でも、はっきりと覚えていることがあります。
3歳か4歳の頃
ある朝、起きた瞬間に何かを感じ
探し始めました。
母の姿です。
でも、内心では
「あぁ、いなくなっちゃった。もう帰ってこない。」とわかっていました。
家の中をひとまわりして祖母に
「おかあさんは?」と聞きました。
言葉を濁した祖母
そして、確信へと変わった朝
「やっぱり。。。」
このあとの記憶は定かではありません。
記憶にあるのは、これ以前のこと。
父と母がケンカしているのを見てしまったこと。
見に行った訳じゃないと思うんだけど…
見てはいけないものを見てしまった。。。
聞いてはいけないことを聞いてしまった。。。
そんな気持ちになったことを覚えています。
実際、何を言ってたのかは記憶にないのですが。
大人になって、祖母があるときこう言いました。
「あなたは、あの朝、おかあさんは?と言聞いて以来
すべてを察したようで、一切この話には触れなかったね」 と。
小さいからわからないだろう…
きっと忘れてしまうだろう…
いえいえ、そんなことありません。
言葉がわからなくても、空気というか、雰囲気で
実は、すべて悟っていますよ。
自分自身の経験からも、そう思います。
そして、気を遣って声を上げられなくて
不安で悲しいのに、グッと我慢してしまう。
イイ子でいなくちゃ。。
頑張ってしまう。
子供たちって、とっても純粋で
大切なお父さん、お母さんのために
自分を犠牲にしてたりします。
どんなに小さな子でも
ちゃんと説明してあげてほしいなと思います。
そして、貴方のことはとても大切よと
ちゃんと、言葉で届けてあげてほしいなって思います。
なぜかって?
ずっと潜在意識の中に残ってしまうから。
そして、時あるごとに、それは浮上してきて
ネガティブなことはネガティブに
ポジティブなことはポジティブに
人生に影響するから。
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